奈良県|県内企業の採用力向上推進事業

インターンシップを制する企業は採用を制する

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令和6年11月12日
第三回セミナーを開催しました
 

講師:株式会社いろあわせ 代表取締役 北川雄士

インターンシップを制する企業は採用を制する

1、新卒採用状況からみるインターンシップの重要性

最新の新卒採用市場において、少子化の影響もあり、売り手市場が顕著になってきている。
年々、企業が内定を出す時期が早期化しており、今年は昨年よりも約1か月早まっている。
 学⽣にとってはインターンシップ参加が、「就職活動」に近い活動となっており、企業にとっては「採⽤活動」に近い活動となってきている。
インターンシップは、 学⽣との「早期接点」「相互理解」の場として定着してきている。
新卒採⽤を積極的に実施する企業には、避けては通れない⼿段になってきている。

2、インターンシップを活用した採用活動のコツ

北川氏の調査によれば、しがプロプログラムを利用した学生へのアンケートでは、インターン参加前に「志望していない」学⽣の 約半数が志望企業・志望業界になる傾向がみられた。
また、インターンシップからエントリーの流れとしては、インターン終了後、企業から学⽣へアプローチをすることで、エントリー学⽣は、倍近くに伸びる傾向があった。
(アプローチ内容は、早期選考への案内が効果的)
学生が企業選びで重視することについて。調査方法等により表現はさまざまであるが、安⼼した気持ちで、良い上司・先輩・同僚と、⾃分も組織も成⻑できて、やりがい感じたい︕というのが共通の項目である。

3、事例から学ぶインターンシップ

運営に携わっている、しがジョブパークの『しがプロ夏』を事例に、学生が応募したくなるインターンシッププログラム作成やテーマの選び方、表現について企業事例を紹介。 
2022年度はインターンシップアワード、地方創生賞(自治体最高賞)を受賞した。 

 プログラムの内容が自社の業務内容に直接リンクしていなくても、企業が学生に伝えたいこと(自社の魅力や特徴)と学生に渡したいこと(学生の学び、メリット)の要素を持つプログラムとすることが必要である。 

しがプロの特徴は次の3つ。 

① ランダムマッチング   

参加学生・企業は、申し込み時に「5つのテーマ」と「雰囲気・性格」を第3希望までを選ぶ。 
学生へ周知する際には「やりたいことが決まっていなくてもOK」「偶然の出会いが楽しめる」をPR。エントリー期間が終了すると、企業・学生がそれぞれ選んだテーマとエリアをもとに、 合致した学生と企業を事務局にて手動でマッチングする。 

② 企業向けプログラムフォーマット 
実施企業には、単なる説明(聞くだけ・話すだけ)だけではなく、業界・企業の魅力をじっくり理解 できるような5日間のプログラム作成を依頼。 
インターンシップ経験の少ない企業にも考慮し、テンプレート資料の配布や企業への事前訪問・打ち 合わせなども実施。 

③ 事務局のサポート 
困ったときに相談できる担当者がつき、フォロー体制をとっている。 

具体的に3社の事例を挙げて、詳細の説明があった。 

第一回 採用力を上げるために

令和6年9月19日開催

合同会社WLBC関西 コンサルタント 布谷由美子

1、今の学生を知る
2、採用におけるあなたの会社の課題の明確化
3,内定辞退をださせない採用のコツ

 
 
 

第二回 採用に有効な学生・若年者の視点

令和6年10月11日開催

合同会社WLBC関西 コンサルタント 山本桂子

1、キャリア教育の変化
2、社会と学生の変化
3、学生の会社選びの基準
4、マッチングがうまくいかない理由
5、学校とのかかわり方
6、学生の本音トーク

 
 
 
 

第三回 インターンシップを制する企業は採用を制する

令和6年11月12日開催
株式会社いろあわせ 代表取締役 北川雄士
1、新卒採用状況からみるインターンシップの重要性
2、インターンシップを活用した採用活動のコツ
3、事例から学ぶインターンシップ